米FTC 「ネオラ」を提訴、ピラミッドS運営でネ社もFTCを提訴、ガイダンス規制≠ノ反発

経済的自立を得られるといった虚偽の説明で新規会員をリクルートするなど、違法なピラミッドスキーム(PS)を運営しているとして、 米FTC(連邦取引委員会)は11月1日、米MLM大手の「ネオラ」(Neora、旧ネリウム、米テキサス州)をFTC法第5条 (不公正または欺瞞的な行為・慣行の禁止)違反で米ニュージャージー州連邦地方裁判所に提訴した。 PS運営の停止などを求めたもの。アルツハイマー病などの疾病改善を謳い健康食品を販売したとして、第12条(虚偽の広告宣伝の禁止)に 基づくこれら行為の停止や購入者への返金も求めている。PS運営を理由としたFTCによる大手MLMの提訴は、10月2日のアドボケア (Advocare、米テキサス州、10月17日号1面詳報)に続き今年2例目。(続きは2019年11月21日号参照)