FTCの思惑は? 「アドボケア」「ネオラ」相次ぎ提訴 米MLM業界、またも大揺れ
米市場で再びMLMクライシス=Bピラミッドスキームを取り締まる米FTC(連邦取引委員会)が、虚偽の報酬支払い説明などを理由として15年にビマ、
16年にハーバラ イフを提訴してから3年。
米MLM業界は、2社の和解条件やFTCが示したガイダンス≠ネどを踏まえ、愛用者の実需に基づく報酬支払い等を柱とするビジネスモデルの構築 に取り組んできた。
が、FTCが10月にアドボケア、11月にネオラを提訴。かつての2社と同じくFTC法違反が指摘された。
4社はいずれも米DSA(ダイレクトセリング協会) の主要メンバーでもあった大手。是正の試みが成果をあげなかったとすれば、
業界各社が改めてビジネスモデルの修正を求められることにつながりかねず、 米資本の日本法人も影響を免れない可能性がある。(続きは2019年12月5日号参照)