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19年売上ランキング
10億ドル以上は16社上位50社に日系7社  米ダイレクトセリングニュースマガジン(米テキサス州)が4月1日までにまとめた2019年(1~12月)における 世界のダイレクトセリング企業のうち、総売上が10億ドル(約1090億円)以上だった企業は16社だった。18年の21社から5社の減少。 このうち半数の8社を米国の企業が占め、次がドイツの2社で、ほかはブラジル、韓国、スウェーデン、日本、ペルー、イギリスが各1社だった。
 売上上位50社にランキングされた日本企業は、ポーラ(11位)、三基商事(21位)、フォーデイズ(28位)、ノエビア(31位)、 ナチュラリープラス(34位)、メナード化粧品(38位)、アシュラン(42位)の7社。10億ドル以上の16社は以下の通り。
①アムウェイ(84億ドル、前年比4.5%減)
②ハーバライフ(49億ドル、同増減なし)
③エイボン(47.6億ドル、同14.5%減)
④フォアベルク(ドイツ、42.3億ドル、同1.6%減)
⑤ナチュラ(ブラジル、36.6億ドル、同0.3%減)
⑥COWAY(韓国、25.9億ドル、同3.6%増)
⑦ニュースキン(24億ドル、同10.4%減)
⑧タッパーウェア(18億ドル、同10.0%減)
⑨オリフレーム(スウェーデン、14.7億ドル、同5.2%減)
⑩アンビットエナジー(13.1億ドル、同0.8%増)
⑪ポーラ(日本、12.4億ドル、同増減なし)
⑫ベルコープ(ペルー、11.7億ドル、同0.9%増)
⑬PMインターナショナル(ドイツ、11.1億ドル)
⑭ジュネスグローバル(11億ドル、同24.7%減)
⑮テレコムプラス(イギリス、10.8億ドル、同0.9%減)
⑯ユサナヘルスサイエンス(10.6億ドル、同10.9%減)

ハーバライフ
新CEO就任、Wマート出身米公衆衛生局の幹部も担当
 ハーバライフ(米カリフォルニア州)は3月日、新しいCEOとして前共同社長のジョン・アグノビ(JohnAgwunobi)氏の就任を発表した。 前CEOのマイケル・O・ジョンソン会長は、4月日付で会長職も退く。
 アグノビ新CEOは、ウォルマートの上級副社長やヘルス&ウェルネス担当社長などを経て、年に入社。直近はチーフ・ ヘルス&ニュートリション・オフィサーを兼務していた。行政でも要職を担い、入社前に米国公衆衛生局士官部隊の将官、 米フロリダ州の保健庁長官などを務め、疾病予防・健康増進関連部門を担当した。
 また同人事にともない、共同社長兼チーフ・ストラテジック・オフィサーのジョン・デシモーネ氏が社長に昇格した。
 ジョンソン会長は年~年にCEOを担当。昨年1月に当時のCEOの辞任を受け、暫定的にCEOへ復帰していた。昨年秋、 アグノビ氏の次期CEO内定を発表していた。

モデーア
コロナ対策支援で製品を寄付医療従事者へ100万ドル分以上
 モデーア(米ユタ州、アスマ・イサクCEO)は4月9日、新型コロナウイルス問題に対応する医療従事者等の支援のため、 同社サプリメント100万ドル(約1・1億円)分以上を寄付すると発表した。〝ミリオン・サンクス〟の吊称で開始した支援キャンペーンの一環となる。
 北米で活動する独立販売員やカスタマーに、支援を必要とする医療従事者や救急隊員の吊称、住所を専用フォーム(modere.com/amillionthanks)で 入力してもらい、支援先1人につき100ドル以上の製品をパッケージにして送る。寄付されるサプリは、マルチビタミン・ミネラル系、抗酸化系、 アロエベラ、エネルギー補給用途等の製品となる。