ニュースキン 美容デバイス新機種、下期に先行販売

コロナで特例措置、資格維持・送料サポート
 ニュースキンジャパン(本社・東京都新宿区、小林和則社長)は4月29日に会員向けオンライン配信「L!VE STREAM《を実施、 政策発表や新規タイトル達成者の表彰などを行った。新型コロナウイルスの感染防止のため、同28日~29日の横浜アリーナにおける全国大会を中止。 予定した内容を都内特設スタジオからの生配信で発表したもの。ここで、来年ローンチする新美容デバイスや国内投入を計画する新製品ラインを紹介。
▲ウイルス感染対策にともなう全国大会中止
を受け、予定した内容を特設スタジオから
ライブで配信
コロナ問題を受けたタイトル維持条件と送料のサポート企画も予告した。
新成分のスキンケア 日本でも一部投入
 配信はフェイスブックライブとIBMビデオストリーミングを通じて実施。ここで、プロダクトイノベーションスピーチを担当した米国本社のジョセフ・チャン 最高科学責任者兼製品開発担当エグゼクティブバイスプレジデントが、来年春の国内発売を予定する美顔器「ageLOC boost(以下ブースト)《を紹介。 特殊な微弱電流を特徴とし、専用美容液の併用で肌にハリ、輝きを与えるとした。
▲特殊な微弱電流を特徴とする新美顔器
「ageLOC boost《は、来年春の
正式発売までに3度の先行販売を計画
 同社主力カテゴリーの一つである美顔器は、スペシャルケア用途のロングセラー「ガルバニックスパ《に加え、2年前に投入した洗顔置き換えタイプの「ルミスパ《が好調。 新機種の「ブースト《で、毎日の肌ケアにおける未開拓のニーズにリーチする。
 今年下半期~来年初頭のリーダープレビュー(先行販売)も示され、「ブースト《を注文可能なタイトルを上位から順に広げて、7月、10月、来年1月の3回、 実施する。10月に注文可能な「エグゼクティブブランドパートナー《以上のタイトルは、来年4月のハワイツアー「サクセストリップ(以下ST)《の 招待条件(新規昇格)とリンクすることから、「ST《を目標としたビジネス活動におけるリーダープレビューの活用が呼びかけられた。
 さらに、独自開発の〝バイオアダプティブ成分〟を配合した新ライン「ニュートリセンシャルズ《を発表。第一弾となるスキンケア14製品のうち数製品の 国内投入を予定し、今後、同成分を用いた健康食品も計画する。高品質な原料の調達を目的とした、椊物を屋内で栽培する「Groviv(グロービブ)《 テクノロジーに関する取り組みも紹介。今後、屋内で栽培した原料の使用が増えていくとの見通しに触れた。
▲社会貢献の取り組みを紹介するニュースキンジャパン
初の〝完全オリジナルテレビ番組〟をTOKYOMXで
秋に放映することも予告(写真中央は小林社長)
CSRの紹介番組秋にMXで放送へ
 コロナ問題を受けたフィールド支援措置は、小林社長より、「ブランドリプレゼンタティブ《タイトルと同タイトル昇格審査中の会員を対象に維持条件を サポートするプランを5月に発表すると予告。愛用会員を含む全会員を対象に、一定金額以上の注文で送料を無料化するプランも検討中とした。
 6月に台北での開催を予定していた海外トレーニング「サクセスアカデミー《は延期を報告。代替措置として、参加者対象のオンライントレーニングを行う。 本社および東京エクスペリエンスセンター(以下Eセンター)の移転時期は、本社を9月初旬、Eセンターは7月の予定とした。
 一方、新たな政策として、同社のCSR活動をレポートするテレビ番組を秋に放映することを発表。TOKY OMXで分番組2本の放映を予定し、 ビジネスへの活用も可能にするとした。同社は過去、美顔器のテレビショッピングやテレビCMを手掛けているが、独自の番組放映は初の試みとなる。
 また、次の全国大会のスケジュールも発表。来年4月28日~29日、横浜アリーナにおける「LIVE2021《の開催がアナウンスされた。