メナード ロングセラーブランドを刷新

=新「イルネージュ」シリーズ= カサブランカの独自成分配合

 日本メナード化粧品(本社・名古屋市中区、野々川純一社長)は8月21日、ハリのある肌に導くスキンケアシリーズ「イルネージュ」全5品を発売した。
 「イルネージュ」は、1984年にデビューしたハリ感と濃厚な使い心地をコンセプトとしたエイジングケアシリーズ。女性の価値観が多様化する中、 美しさに対する考え方も幅ろくなっている点に着目した結果、印象を左右する「つや」に着目し、製剤技術やテクスチャー、 香りといった機能性を高めて刷新した。ラインナップは、@ウォッシング(130グラム・税別9000円)、
▲多様な美容ニーズに応える「つや」に着目
Aリフレッシュマッサージ(150グラム・同1万3000円)、Bローション(130ミリリットル・同1万2000円)、 Cミルク(90ミリリットル・同1万1000円)、Dクリーム(30グラム・同1万5000円)の5品。
 特徴成分として、カサブランカエキスEX、可溶性コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を配合し、つやとハリのある肌に導くという。 新独自開発成分のカサブランカエキスEXは、従来品に配合されていたカサブランカエキスを強化したもの。白ゆりは同社の象徴でもあり、 カサブランカの若く小さなつぼみに美肌に導く効果があるという。北海道小清水町では、大きな花を咲かせる球根を作るために、 開花前のつぼみを摘み取っているが、同社では大量に廃棄されるつぼみを有効活用してサステナブルな活動にも寄り添っているという。 新「イルネージュ」では、つぼみを焙煎処理してエキスを抽出し、より高い美肌効果を引き出したという。
 また、製剤技術では、機能性エマルション「RSエマルション」を採用。2つの植物由来乳化剤を用いて、 濃厚でリッチな使い心地とお手入れへの期待感や充実感を届けて塗布後のつや感をもたらすという。米由来の乳化剤であるコメ発酵ポリマーは、 米を植物由来の乳酸菌で発酵させた高分子タイプの乳化剤で、まろやかで濃厚な使い心地をもたらすとともに、うるおいを閉じ込めるつやのある保湿膜を作る。 また、砂糖由来の乳化剤であるショ糖脂肪酸エステルは、従来から用いられている乳化剤で、保湿効果をもたらす。 RSエマルションでは2つの成分の働きによって保湿効果をもたらすとともに、肌のつや感を高める。
 香りは、ナチュラルスペース法によって、咲きたてのカサブランカの香りをアレンジ。ディスク状とパイプ状の2種の香気捕集剤を交互に組み合わせて 表面積を大きくし、効果的に香気成分を吸着させます。花を傷つけずに咲いている花の香りを採取・分析する、独自の自然にやさしい方法を用いて、 小清水町のカサブランカ農園で開花したその日のカサブランカから香気成分を捕集・分析し、咲きたてのカサブランカの香りを再現した。 ボトルデザインは、手にしっくり馴染むカッティングで、美しさへの期待感を表現した。しなやかな動きを感じさせるフォルムで、 うるおいとハリをイメージした。キャップでは内側からつやが湧き上がる様子を演出し、容器部分のオレンジゴールドのグラデーションで温かみのある 優美な印象に仕上げたという。