FMG&MISSION 高麗人参エキスのペースト

独自製法で吸収率高め

   エフエムジー&ミッション(本社・東京都港区、中陽次社長)は10月1日、2種の紅参エキスを配合した「高麗エキスを配合した「高麗紅蔘ペースト」を発売する。 コロナ禍で高まっている健康需要に対応し、訴求していく構え。
 高麗人参は、オタネニンジンとも呼ばれるウコギ科の多年生植物。「ジンセノサイド」を豊富に含有しており、根を乾燥させたものは古くから健康に良いとされて 用いられてきた。製法や加工法によって、水参、白参、紅参の3種類に分類され、紅参は高麗人参の皮を剥いてから、天日で乾燥させたもの。皮のすぐ内側に含まれる サポニン(ジンセノサイド)などの健康成分を多く含むのが特徴。
▲メンバーのニーズに対応して投入
 ジンセノサイドは、40以上の種類がある高麗人参特有のサポニンで、種類ごとに異なる働きをもつ。水参、白参、紅参の中では、紅参が最も含有量が多く、 体内に摂取したときに、個人の腸内微生物の状態によって、吸収率に大きく差があるという。
 同商品は、33種のジンセノサイドを含有している(1本あたり22.19ミリグラム)ほか、ジンセノサイドを小さく分解して吸収率を高めた「コンパウンドK」 を990マイクログラム含有。コンパウンドKは、先進の発酵技術でジンセノサイドを吸収型に変換することで、非発酵紅参に比べて発酵紅参エキスは収速度3.6倍、 吸収量は116倍にもなったという。
 このほか、体内のめぐりに着目したサポート成分として、ヒハツ、9種類の和漢植物エキス(ミツカトウ、ベニバナ、クチナシ、アサ種子、ナツメ、ダイダイ、 ショウガ、カンゾウ、ハッカ)、4種類のビタミン(ナイアシン、ビタミンB1、B6、B12)を配合した。300グラム(10グラム×30本)で税別1万5000円。