フォーデイズ大会 今年は分散開催、全国4会場に計3千人

新核酸ドリンク、来年2月発売を予告
▲コロナで4〜5月に落ちた売上が
   6月以降は回復を見せ、新規も増加傾向
  にあると報告
 (写真はメイン会場の幕張イベントホールの模様)
 フォーデイズ(本社・東京都中央区、和田佳子社長)は11月10日に全国大会「EXTRA VERSION」を開き、主力ドリンクの刷新スケジュールなど 今後の事業計画を発表した。新型コロナウイルスの感染防止対策のため、大会会場は全国4カ所に分散し、計3050人が来場した。次回の大型イベントは、 延期していた大阪での「フォーデイズ 春」を来年3月に開く(本来は今年3月にインテックス大阪での開催を計画)。
 刷新する製品は核酸ドリンクの「ナチュラルDNコラーゲン」で、新バージョンの発売は来年2月10日を予定。現行バージョンは18年6月の発売で、 初代から数えて8代目にあたる。
 現行バージョンの主成分は、DNA含有サケ白子抽出物をベースに3種類の核酸原料を混合したプレミアムミックス≠採用。 新バージョンは、このプレミアムミックスを踏襲した新しい核酸素材FCore(エフコア)2021≠配合するとした。
 新素材は、DNAの分子量の多様性を確保。その中でもオリゴヌクレオチドに着目し、酵素条件を調整することにより品質を安定させた。 サケ白子抽出物のタンパク質にも改良を加え、生体内の抗酸化力の向上につなげたとした。
 これらの研究開発は、昨年設置した「次世代核酸ラボFD」で実施。核酸やタンパク質の分解酵素にとって最適な条件を探るため、 数百の組み合わせを試行したことが紹介された。
 また、5月に発売した美容液の主成分であるヒト幹細胞培養液について、核酸と融合させた新化粧品の開発を進めていくとした。
 大会スピーチで和田社長は、今期(21年3月期)の業績進捗について、コロナ問題にともなう事業活動の自粛で4〜5月の売上が前年を下回った一方、 徐々に再開した6月以降は売上が回復しており、大会までの累計売上は前年を超えたことを紹介。新規登録も増加しており、 17年11月の特商法処分以前の水準に近づいているとした。

(続きは2020年11月26日号参照)