海外MLM短信 ニューエイジ第3Q

MLM売上15%減、日本4%減 人員削減で年960万ドル節約
 ニューエイジ(米コロラド州、ブレント・ウィリスCEO)の20年12月期第3四半期(7〜9月)は、新型コロナウイルス問題の悪影響から、 総売上が前年同期比10.2%減の6272万ドル、営業損失が1314万ドル(前年同期損失299万ドル)、 純損失が1413万ドル(同1069万ドル)となった。上半期を含む9カ月累計は、総売上が同2.8%減の1億8905万ドル。 7月に発表した米MLMアリックスの買収手続きは?月中に完了予定で、同期実績には未反映。
 買収した旧モリンダ(米ユタ州)のMLM事業に相当するノニ・バイ・ニューエイジ部門は売上が同15.1%減の4659万ドル(約49.5億円)、 売上総利益が同18.1%減の3547万ドル。同部門が総売上の74%を占めた。9カ月累計は売上が同7.5%減の1億4356万ドル。   飲料品製造販売・卸のニューエイジ部門は売上が同7.7%増の1613万ドル、売上総利益が203万ドル(前年同期は299万ドルの損失)。 コロナで外食・宿泊業界、スタジアム等での販売が苦戦した一方、感染防止の保護具、手指消毒剤の販売が増えた。
 2部門を合わせた国別売上は日本が同4.1%減の2127万ドル(約22.5億円)で、9カ月累計が同3.8%減の6308万ドル(約67億円)。 日本の売上はノニ・バイ・ニューエイジ部門がほとんどを占める。他の国は米国が同11.6%増の2364万ドル、中国が同41.3%減の1017万ドル。
(続きは2020年11月26日号参照)