新型コロナ、DS業界の影響は アンケート第1弾・51社の回答集計

各社のコロナ対策は? なお9割がイベント自粛、リモートも6割
2020年を通じて社会全体を揺るがし、今も本質的な終息は見通せていない新型コロナウイルス問題。ダイレクトセリング(DS)業界は、 緊急事態宣言解除を受けて徐々に営業を再開。しかし、ほとんどの事業者が対面をベースとした活動の根本的な見直しを余儀なくされ、 大きな打撃を被った。そこで本紙は、コロナ問題にともなう各社の影響、対応を聞くアンケート調査を実施。51社の有効回答をまとめた。 (アンケート第2弾は1月14日号予定)  コロナ問題の本質的な終息はいまだ見通せておらず、11月からは感染拡大の第3波が押し寄せるなど、従来以上に感染防止対策が求められているのが現状だ。
 そこでアンケートでは、各社が実施している対策を調査。社内向けの取り組みとしてもっとも選択が多かったのは「従業員に対するマスク着用、検温、体調確認」(47社)で、 有効回答の92%に及んだ(グラフF参照)。
 ほかに広く行われていたのは「出張の自粛、外部の催しへの参加の自粛」(40社)、「リモートワーク・在宅勤務」(35社)、「時差出勤・時短勤務」(32社)で、 実施率は6〜7割台に達した。「従業員に対するPCR検査・抗体検査の実施」(4社)も複数社で行われていた。
(続きは2021年1月7日号参照)