海外MLM短信 ハーバライフ12月期

総売上13%増の55億ドル 米国が34%増、中国も7%増
 ハーバライフ(米カリフォルニア州、ジョン・アグノビCEO)の20年12月期は、総売上が前期比13.6%増の55億4180万ドル(約5894億円)だった。 新型コロナウイルス問題の影響を大きく受ける中、中南米で苦戦した一方、中国を筆頭とするアジア諸国、米国および欧州の上位国で伸ばした。増収にともない損益も好調で、 営業利益が同12.8%増の6億4060万ドル、純利益が同19.8%増の3億7260万ドルとした。
 国・リージョン別売上は、米大陸において米国(13億7920万ドル)が同33.9%増と増大。コロナ禍で会員向けのトレーニング、プロモーションをオンラインに移行。 会場を使ったイベント、旅行企画の予算は現金による報償や商品にシフトさせた。
 苦戦した中南米の売上上位国は、メキシコ(4億3690万ドル)が同7.7%減、ブラジル(8420万ドル)が同24.3%減、ペルー(6170万ドル)が同4.0%減。
(続きは2021年3月4日号参照)