DS系新電力2社が破産 特商法処分、電力価高騰が重荷に

推定負債額計12億円
 外資系電気小売事業者で、ダイレクトセリング(DS)により勧誘・販売を行っていた@「ファミリーエナジー」 (所在地・東京都中央区日本橋堀留町、職務執行者=内田顕一)とA「フェニックスエナジー」 (同、同)が東京地裁より破産手続き開始の決定を受けた。 決定日は@が8月4日、Aが7月21日。民間調査会社調べの推定負債額は@が約8億6900万円、Aが約3億4600万円。
 1回目の破産状況報告集会を@は10月29日、Aは10月14日に予定する。@Aは所在地が同じで職務執行者が同姓同名。 代表社員は2社ともJPG合同会社(東京都中央区日本橋堀留町)が務めている。
(続きは2021年8月19日号参照)