ナチュラリープラス大会 初のハイブリッド開催、視聴者数2万超

▲スピーチする田嶋社長

公式アプリ発表、スマフォで「ビジネス完結」

 ナチュラリープラス(本社・東京都港区、田嶋隆志社長)は10月10日、世界大会「FESTA2021」を会場とオンラインによるハイブリッドで開催した。 大会では、製品購入やビジネス活動に役立つ公式アプリのリリースを予告。 MLM事業のデジタルシフトや会員との会議体を軸とする政策をさらに推進していく方針が示された。大会のライブ配信は昨年に続き2度目。 今回は、日本を含む32カ国・地域から1万6754アクセスを集め、「2万人超」(同社)が視聴した。会場の神戸ポートピアホールでは856人が参加。 感染対策のため入場数を席数の半分に抑えた。
前期の「IBO」新たに700人
 公式アプリは「CONPUS(コンパス)」で、10月の投入を予告。製品購入やビジネス活動でよく使われる各種機能を集約し、 「スマートフォン一つでビジネスを完結できる」(田嶋社長)とした。
▲会場の神戸ポートピアホールは
   856人が参加(写真は優秀者表彰の模様)
 ブラウザベースで利用されている会員専用ページにログインの手間なくアクセスでき、ポイントや有効期間、紹介実績などをチェックしやすくなる。 2年前に立ち上げた、ウェビナーなど各種配信を主要コンテンツとする独自デジタルプラットフォーム「NP FANSTV(以下ファンズTV)」の閲覧、 利用にも対応する。
 会社への提出書類の確認事項などの通知機能も搭載。チャット形式による会社とのやり取りに対応する。
 フィールドで約300台が利用されている携帯型カロテノイド測定器「カチック・チェッカー」とも連動。過去の測定値のログをアプリから確認できるようにする。 測定機能は心拍数や体年齢、BMIなどのバイタリティチェックも追加予定。
 田嶋社長は、2年前の社長就任時に着手した、「ファンズTV」などを柱とするデジタルプラットフォーム″\想に触れ、
▲10月リリースの公式アプリ「CONPUS」は、
   製品購入やビジネス活動に役立つ各種機能や
   カロテノイド測定器のログ確認機能などを搭載
「デジタルとアナログを融合させ、これからの20年を共に創造する仕組みへと進化させてきた」と強調。同構想のもと、無理なく、 続けられる≠フ理念に沿ったビジネスを提案していく考えを述べた。
 また、一定の実績をクリアした会員を「IBO」として選抜し、会議体「IBOC」の構成員として会社との協働に携わってもらうプログラムについて、 前期(21年8月期)は約700人の新IBOが加わったことを報告。今後も同プログラムを軸に政策を進める方針を示した。 会場では、IBOの活動を支援する同社コーディネーター5人も壇上で紹介された。

(続きは2021年10月28日号参照)