DS業界の「影響《は? 新型コロナウイルス問題 オンライン会議・セミナーを推進 特例措置は期間延長、送料無料など
次に多かった「マスクの着用・配布、消毒・殺菌薬の設置、その他の感染防止対策《は20社が該当。マスクの着用を従業員に奨励し、サロン等で接客の際も着用させるケースが見られた。
オッペン化粧品は本社でマスクの在庫を用意し、必要な場合の連絡を周知。アトコントロールも「社内にマスクを常備《しているとした。
一方、顧客応対時にマスクを着用させているメッドコミュニケーションズ(以下メッド社)は、「マスク上足で必ずしも全員が付けられるような状況ではなくなってきた《とした。
社内でのアルコール剤等の設置も見られ、出勤時などに手指の消毒を徹底させているケースが多く見られた。
他の対策は、サンクスアイが出勤時の検温を実施。シーボンも「毎日の検温《を実施するほか、「全スタッフに対する渡航調査《を行ったとした。
サンライダー・ジャパン・インクは外部からの来訪について、「なるべく事前に知らせていただくように留守電に入力し、来社の際はマスク着用で対応《とコメント。 フォーエバーリビングプロダクツジャパン(以下FLPJ)も、来客者に感染防止対策への協力を依頼しているとした。
モデーアジャパンは出張や外部研修への参加、来客の自粛に加え、「直行直帰を奨励し、飲み会等の集まりは当面控えるようお願いしている《とした。
緊急事態宣言が出された北海道(3月19日解除)に拠点をもつゼンノアジャパンは、「札幌営業所のスタッフは道内の状況を踏まえて完全テレワーク《とした。
従業員にテレワークか時差出勤を選んでもらっているシナジーワールドワイド・ジャパンは、前者のケースで「毎日の検温と体調の会社への報告を義務付けている《とした。
休暇制度の利用は、オッペンが「休暇の申請は特別有給休暇として申請《する仕組みを実施。モデーアは「休暇取得を奨励《しているとした。
3月~4月上旬のセミナー、室内・街頭イベント、海外ツアーなど計8種類の延期・中止を決めた日本アムウェイは、 当初より中継を予定していた美容スキルアップセミナーのライブ配信を公式インスタグラム上で実施。3月発売の新サプリメントの記念セミナーは上位会員限定公開のライブ配信(3月25日) に切り替えた。3月中旬に予定した海外ツアーも、渡航先の米マイアミでのビジネスセッションを限定公開配信した。
3月の全イベント、セミナーの中止・延期を決めたヤングリヴィングジャパンインクは、以前より行ってきたZOOMによるセミナーを推進し、 「先日のZOOMセミナーは1日で900人が集まった《。ゼンノアも、米幹部が来日して5都市で予定したツアーをZOOMによるオンライン配信に切り替えた。
4月26日のパシフィコ横浜での大型イベントを中止したモデーアは、予定した内容をライブ配信に転換。「リアルなイベントは重要かつ必要だが、数年前からデジタルイベントの実績がある。 変更の影響はそれほどない《とした。自社システムでウェビナーやeラーニングの体制を整えるナチュラリープラスも、会員による事業説明会などの配信を推進している。 このほかFLPJ、ネオライフインターナショナル、イオスコーポレーション、エックスワンが中止・延期イベント等のオンライン配信を準備しているとした。
特例措置はモデーアも、化粧品のデモ数を競う〝デモチャレンジ50〟キャンペーンの実績対象期間の延長に個別対応するとした。本社サロンカウンターの当面の休業を決めたシナジーは、 カウンターに注文書提出用のトレイを用意。トレイ経由の注文は後日、送料無料で配送する。
販促政策は、シーボンが「毎年2月に開催している製品増量キャンペーンの期間延長《に着手。日健総本社は「免疫力を高める微細藻類応用商品の勉強会、啓蒙活動《を行っていく。
タイセイは東京サロンの来場者に自社のミネラル回帰水ペットボトルを配布。ゼンノアは3~4月、コロナ問題を受けて受注が増えているオーラルケア製品を%割引で提供する。 オードビー・ジャポンは人気サプリメントのキャンペーンを検討する。
休校による人手上足の影響は他社でも見られ、モデーアが「休校のため、一部の国内のOEMサプライヤーと契約倉庫において、スタッフの確保に懸念が出ている。 サプライヤーには早めに発注の内示を出して生産の準備を進めてもらっている《とした。
このほか、季節関連化粧水の注文が好調なアトコントロールが「在庫を切らせないようメーカーに随時発注《しているとした。
休校関連の対応は、メッド社が「休校で子供が家にいるため『訪問を控えてほしい』というお声もある。その場合はアポイントの延期等で対応している《と回答。サンクスアイは、 熊本本社の中に「(従業員の)子どもが使用できるスペースを準備《した。