プレシャス 会員向け動画サイトをオープン

新規対象セミナーなど定期配信

▲会員向け動画配信サイトを立ち上げ、
   分野・目的毎に様々な動画を用意
 プレシャス(本社・東京都品川区、北本絹子社長)は会員のビジネス活動を支援・強化するため動画配信サイトを立ち上げた。 トレーニングやモチベーションアップに役立つ動画を揃え、一部はYouTubeで一般に公開。新規向けのオポチュニティセミナーの定期生配信も はじめ、ビジネスのオンラインシフト促進を図る。
 サイト名は「プレャスTV」。配信する動画は、取り扱い製品の紹介、ボーナスプランやキャンペーンの解説、コンプライアンス教育、 テーマ毎の事業説明など。モチベーションアップを目的としたリーダーメッセージ、田中晶也会長と会員の対談なども配信する。利用料は月200円。 製品紹介等の動画約30本は、YouTubeの同社公式チャンネルで無料公開する。
 生配信は水曜と土曜の週2回、約1時間の新規向けオポチュニティセミナーを実施。スピーカーは北本社長とトップリーダー出身の田中会長が務める。 既存会員を対象としたZOOMウェビナーも隔週ペースで金曜日に生配信を行う。
 動画の収録・配信は、本社併設のセミナールームを改装した特設スタジオを利用。複数台のビデオカメラや照明、編集機材などを導入した。
▲動画の収録・配信は、改装した
   本社セミナールームから実施
   
 会員主催のセミナーは、会社から集客等の自粛を呼びかけたこともあって3月以降は休止状態にある一方、ZOOM等を使ったオンラインのセミナー、 ミーティングは「ほぼ毎日のように開かれている」(北本社長)。「正式開業した2年前から動画の活用や生配信に取り組んできた。 『プレシャスTV』をきっかけに会員の間でも定着してきた」(同)とする。
 新規登録数はコロナ以前に比べて「減少が見られる」(田中会長)ものの、「オンラインを通じた活動に移行したことで、 リクルートの効率は非常に高まっている」「新規の7割がビジネス会員として登録している」(同)という。
 他方、コンプライアンスの徹底を図るため、会員がオンラインセミナーの告知メール等を送信する際、文面に記載してもらうテンプレートを用意。 特商法で義務付けられた目的告知義務を果たすため、社名や取り扱い商品、MLMビジネスの紹介などを伴うことを示すとともに、 同社スタッフによる1分程度の事業紹介動画、概要書面閲覧用のURLのリンクを張る。
 コロナ問題が浮上した3月以降の売上は「ほぼ下がっていない」(田中会長)。腸内環境に対する関心の高まりなどを受け、 乳酸菌発酵物質サプリメントの「美蔵(みくら)」(30包、税込み会員価格1万4980円)の売れ行きが「かなり上がってきた」(同)という。