海外MLM短信 モリンダの第1Q

売上4%増の5千万ドル日本微増、中国14%増
 モリンダ・ホールディングス(米ユタ州、ブレント・ウィリスCEO)を傘下とするニュー・エイジ・ビバレッジ(米コロラド州)の20年12月期第1四半期 (1〜3月)は総売上が前年同期比9.2%増の6369万ドル、営業損失が1038万ドル、純損失が1162万ドルだった。 モ社のMLM事業に相当するノニ・バイ・ニューエイジ部門は売上が同3.9%増の5011万ドル(約54.6億円)、売上総利益が 同5.0%増の3960万ドル。同部門が総売上の8割を占めた。
 ニュ社総売上の国別構成は、日本が同0.8%増の2087万ドル(約22.7億円)、米国が同17.8%増の1939万ドル、 中国が13.8%増の1498万ドル、その他の国の合計が同5.9%増の847万ドル。日本および中国はほとんどがモ社関連の売上。 昨年秋に投入したCBD製品の販売などが好調だった。
 なお、新型コロナウイルスの問題を受け、MLM事業ではソーシャルメディアの活用などを進めたとしている。 飲料品製造販売・卸のニュー・エイジ部門の1〜4月におけるレストラン、ホテル、スタジアム、空港での売上は前年比70%以上の減少。 また4月より、年換算で500〜700万ドルの販管費削減計画に着手した。