日本トリム 第1四半期

ウォーター事業売上19%減 職域のセミナー数が大幅減

 整水器直販等の日本トリム(本社・大阪市北区、森澤紳勝社長)の21年3月期第1四半期(4〜6月)連結は、新型コロナウイルス問題で職域販売における セミナー開催が大幅に縮小した影響などを受け、売上高が前年前期比17.5%減の34億4100万円となった。 損益は営業利益が同37.4%減の4億5500万円、経常利益が同26.9%減の4億82 00万円、純利益が同27.6%減の2億9900万円。 5月公表の通期見通しに変更はなく、売上高145億1000万円(前期比10.0%減)、経常利益18億7000万円(同85.7%増)、 純利益12億2000万円(同459.6%増)を見込む。
 整水器および浄水カートリッジ販売のウォーターヘルスケア事業は、売上高が同19.1%減の?億5600万円、営業利益が同33.1%減の4億2800万円。 コロナ問題の影響で、職域販売の4〜5月のセミナー数が前年同月の20%程度まで減少。6月も30%程度まで減少した一方、既存客に対する買い替えキャンペーン、 浄水カートリッジ販売の伸びで収益を確保できたとしている。カートリッジ売上は前年同期比12.2%増だった。
(続きは2020年9月3日号参照)