日本トリム カートリッジ回収率がコロナ下で上昇

4〜5月は2ケタ増
 整水器製造販売の日本トリム(本社・大阪市北区、森澤紳勝社長)では、新型コロナウイルス感染症が拡大をはじめた2月以降、 整水器に搭載される浄水カートリッジのリサイクル回収率が高まっている。在宅期間の増加や環境意識の高まりが影響していると分析。 国のリデュース・リユース・リサイクル推進月間にあたる10月に合わせ、整水器ユーザーにリサイクル活動の積極的な呼びかけを行っている。
 同社は10年より、新カートリッジの購入者を対象に使用済みカートリッジの無料回収を実施。これまでのリサイクル数は270万本を超えた。 通常の廃棄処理に比べ、約160トンのCOj排出量削減につながったという。回収したカートリッジは、プラスチック部をABS樹脂、 フィルターの活性炭を固形燃料、外箱を再生紙に再利用してきた。  

(続きは2020年11月5日号参照)