日本トリム・第3Q累計新機種2製品を投入

10%の減収、整水器の3Q 単独は8%増 6%増のカートリッジも下支え
 水器直販等の日本トリム(本社・大阪市北区、森澤紳勝社長)の21年3月期第3四半期累計(4〜12月)連結は、新型コロナウイルス問題の影響下で、 第3Qにおける直販部門の回復、卸部門の伸長が貢献した一方、上半期における苦戦が響き、売上高が前年同期比10.4%減の111億7400万円となった。
 損益は営業利益を同12.8%減の17億4400万円と落とした一方、経常利益は同0.8%減の18億3500万円、 純利益は同0.6%減の11億9800万円と前年並みを確保した。昨年10月末発表の通期見通しは変えず、売上高152億円(前期比5.7%減)、 経常利益24億5000万円(同143.1%増)、純利益16億4000万円(同650.7%増)を見込む。
 整水器および浄水カートリッジ販売のウォーターヘルスケア事業は、売上高が同10.0%減の99億3000万円、セグメント利益が同3.6%減の16億5900万円。
 主力の直販部門は、上期にコロナの影響でセミナーの開催数を減らしたが、5月を底として徐々に回復。コロナ前の水準に戻した第3Qは、 整水器の売上を前年同期比で8.5%増とした。
(続きは2021年2月4日号参照)