エックスワン 1月期

4割の減収、営業損を計上 MLM堅調も免税店卸で苦戦
 ストリーム(東京都港区)の21年1月期連結における子会社のエックスワン(本社・東京都港区、市村智樹社長)の業績は、MLM事業が堅調となった一方、 新型コロナウイス問題にともなうインバウンド向け事業の苦戦を受け、売上高が前期比43.2%減の11億4330万円、 セグメント(営業)損失が6215万円(前年同期は1億2072万円の利益)となった。ス社の「ビューティー&ヘルスケア事業」の実績として公表されたもの。
 同期のMLMは「概ね計画通りに推移」(ス社発表より)した。昨春の緊急事態宣言で休止した事業説明会やビジネストレーニングを7月より順次再開。 休止期間中はZOOM配信を行い、再開後も配信を継続した。フリーアナウンサーの高橋真麻さんを起用したブランディング活動は、店頭や駅構内、WEBで映像、 ポスター等を活用した。
 これに対して、インバウンド向けの卸は、コロナ問題で訪日客が途絶えたことから大口取引先の免税店販売が縮小。減収や営業損の計上につながった。
(続きは2021年3月25日号参照)