ドクターセラム ドイツ生まれのサロン商材

セラムマトリックス海藻FDジェルシート 高濃度アルギン酸でうるおい向上

 サプリメントや化粧品等の製造・卸を手掛けるドクターセラム(本社・東京都渋谷区、吉川育矢社長)は、糖尿病・メタボリックシンドローム対応のロングセラー健康素材 「セラム│シルクフィブロイン」をメーンに、さまざまな美容・健康関連アイテムを展開している。このほど、新たにドイツ生まれの美容商材 「セラムマトリックス海藻FDジェルシート」を投入し、サロンを中心に訴求を強めている。
▲特殊なフリーズドライ法で
   有用成分をシートに閉じ込めた
 「セラムマトリックス海藻FDシート」は、創傷外科用・皮膚再生治療用製品を手掛けるドイツのメーカーによって開発されたもの。 特殊なフリーズドライ(=FD)技術を用いたジェルシートで、既にヨーロッパを中心に世界30カ国以上でサロン向けのプロユース製品として展開されている。 皮膚再生医療分野において豊富な経験をもつメーカーによって開発された同シートは、素材のもつ本来の作用や成分を壊すことなく抽出するフリーズドライ技術によって、 海藻がもつメカニズムと成分を維持しながら肌に有効とされる特性を引き出すことに成功したという。
 シートには、特徴成分として海藻由来のアルギン酸が含有されている。アルギン酸は天然の食物繊維で、海藻特有のネバネバ≠ノ含まれている。 肌の保湿力に優れ、乾燥や摩擦から肌を守り、トラブルが起こりにくい肌に導くという。また、シートは「アドバンスト・クライヨーセフ法」で加工した特出凍結乾燥シートを採用。 フリーズドライの中でも、一般的な凍結乾燥は真空室で1日程度の時間をかけて水分を抜いて乾燥させるが、「アドバンスト・クライヨーセフ法」では、 真空室で2〜3週間程度の時間をかけてゆっくり乾燥させるのが特徴。これにより、海藻由来の素材がもつメカニズムと成分をしっかり維持し、 別途有効な成分を配合して温存させることが可能になる。さらに、同シートに精製水等を加えると、 水分を効率よく吸収して保存された素材を活性化させてフレッシュな状態で肌へ塗布することができる。溶解することでシートが活性化し、さらに水分を吸収して量が増えるため、 少量でもフェイス全体をカバーしてマッサージジェルとして機能を発揮することができるという。無香料・無着色料・保存料不使用で、肌に優しい処方。
▲ユーチューブで使い方を紹介
 使い方は以下の流れ。@洗顔後にジェルシートを貼付する場所に刷毛を使って精製水等を塗布、Aジェルシートを貼付、Bジェルシートに刷毛を使って精製水を含ませる(透明になるまで)、 Cジェル化したシートをマッサージしながらフェイス全体に伸ばす。その際、手を精製水で濡らしたりスチーマーを用いることで効率が上がる、Dマッサージ後、 湿らせたタオル等で肌表面のジェルを拭き取る。
 同社によると、ジェルシートに含まれているアルギン酸は、強力な極性をもつ物質で、自重の200〜300倍の水とか都合する特性をもち、 肌のカルシウムと結合してうるおいのヴェールで肌の水分を維持するという。テストデータでは、ジェルシートを継続使用した結果、2週間で肌の水分量が10%以上も向上し、 肌が本来もつ保湿機能をサポートすることが分かった。また、親水性で毛穴を塞がず、吹き出物を誘発することもないほか、敏感肌やオイリー肌、混合肌、さらには男性の肌など、 さまざまな肌質にも対応しているノンコメドジェニック処方も特徴。このほか、水分を含むと海藻由来のアルギン酸ナトリウムがマイナスイオンを帯びるため、 マッサージをすることで肌に浸透し、プラスを帯びた重金属や古い角質などの汚れを吸着する働きをもつ。