ニュースキン 美容液と乳液 肌質に合わせてカスタマイズ

処方をアジア向けに、スキャン機能追加

 ニュースキンジャパン(本社・東京都港区、小林和則社長)は6月29日、肌質に合わせて複数の美容液等を組み合わせることができる パーソナライズ型フェイスケアデバイスをリニューアル発売する。処方を見直し、カスタマイズ機能の強化、スピードアップを図ったもの。
 発売するのは「ageLOC Me(エイジロック ミー)」。16年に発売された現行機種「genLOC Me」を刷新する。
▲刷新したパーソナライズ型フェイスケアデバイス
  「ageLOC Me」は、スマートフォン等のカメラで
   顔を撮影・チェックする新機能により、現行機種に比べて
   カスタマイズの手間を軽減
 デバイス本体にカートリッジタイプの美容液3種類(各12_g)と、日中用および夜用の乳液各1種類(各28_g)をセットして使用する。本体下部の窪みに手を差し入れると、 その都度、1回分の美容液と乳液が調合・抽出される(1日2回の使用を想定)。
 調合・抽出の工程では、同社独自のマイクロレイヤリング製法≠採用。エアレス状態で均等な約40の層にして1滴ずつ調合することで、 デバイスを通さずに調合した場合と比べて、肌への浸透度を約3倍に高める。
 今回の刷新では、美容液と乳液の処方をアジア市場向けに改定。5年前の発売後にアジア市場で蓄積されたデータを踏まえ、米国本社と中国・上海の研究チームが開発。 使用テストもアジア各国で実施した。一部の組み合わせで利用されるカートリッジは、保湿成分としてダイヤモンドブリリアンスコンプレックス≠新規配合した。
 肌質に合った美容液と乳液の組み合わせを導き出すカスタマイズ機能は、従来のWEBチェックプログラムに「フェイススキャン」機能を追加。スマートフォンなどのカメラで顔を撮影し、 肌全体・シワ・シミ・キメ・目の下のクマの5項目をチェックできる。

(続きは2021年6月3日号参照)