MLMの認知向上 インスタ×ハッシュタグで推進
長引くコロナ禍で、MLMのブランディング政策の一翼を担っていた会員による声かけ、クチコミが制約を受ける中、
ハッシュタグを活用したSNSキャンペーンで認知向上を図る流れが強まり、成功例も生まれつつある。会員自身が企画の周知、あるいは主役として大きな役目を果たす、
2社の事例を紹介する。
▲インスタグラムと特設サイトに投稿してもらった
写真の中から優秀作品を選ぶコンテストが、
計5回を開催する人気企画に
(写真は第5回分の投稿写真)
テーマに沿った写真を投稿してもらうフォトコンテストを主催するモデーアジャパン(東京都港区)では、投稿数の増加等の手応えを得ている。
投稿者による製品購入も徐々に拡大。投稿の半分はビジネス会員のSNS等を経由して行われており、オンライン上の活動に長けたリーダーが重要な役目を果たしている。
フォトコンテスト「SHARE THE MOMENT」は、ブランド認知向上や新客獲得、会員による声かけのきっかけ作りなどを目的として、 昨年11〜12月に1回目を実施した。その後も回を重ね、現在は5回目を開催中(9月10日〜10月末)。あなたの心と体の健康習慣≠テーマに投稿を募る。 過去のテーマはおうちでご飯∞大切な人と過ごすあなたの夏休み≠ネど。「企業理念や製品に通じ、一般的に投稿しやすい」(同社)ことを基準に決めている。
写真は、ハッシュタグ「#モデーアフォトコン第〇回(〇は開催中の回数)」を付けて、同社公式インスタグラムをフォローの上、投稿。 特設サイトでも受け付け、インスタでついたいいね$狽ニ同サイトでついたスマイル$狽ゥら、上位60人の入賞を決める。
入賞者には、同社の腸内環境サポート健康食品「アクシス」の詰め合わせや、復興支援カタログギフトをプレゼント。 ギフトは、コロナ禍の影響を受ける生産者の産品を集めたもので、「企業として復興を応援したい」(同社)として3回目の開催から取り入れた。
7〜8月に実施した4回目の投稿数は1728点。1回目の1103点から1.5倍に増えた。5〜7月の3回目は5513件と、飛び抜けた投稿数を記録。 同回のテーマだった大切にしたい自然風景≠ェ「多くの方の興味を集めた可能性がある」(同社)と分析する。企画趣旨やプレゼントの取得条件から、 投稿の多くは一般消費者か愛用会員によって行われている。
新客開拓も着実に進行。投稿者が同社製品の初回購入時に使える40%割引クーポンは、3回目の開催分で299件の利用があった。
▲月毎のテーマに沿って会員から選ばれた
チャレンジャー≠ェ、食生活の改善などの
目標達成に挑む模様を「ニュートリライト」
公式インスタグラム(=写真)で紹介
日本アムウェイ(東京都渋谷区)は7〜10月、食生活の改善等を目指すチャレンジャー≠フ取り組みをインスタグラムで伝え、共感するユーザーにハッ
シュタグ付きで写真、動画を投稿してもらうキャンペーンを展開している。サプリメントライン「ニュートリライト」のブランディングの一環となり、
「企画を通じて新しい自分に出会って頂く」「SNSを介したチャレンジの伝播を期待している」(同社)とする。
キャンペーンは「NEW ME! #ニュートリチャレンジ」。月毎にテーマを設け、チャレンジャーには、対象月の間の目標達成を目指してもらう。 テーマは7月が食生活の改善、8月がヨガによるヘルシーボディ作り、9月がマラソン、10月がメンタルケア。 チャレンジャーは各テーマに精通するアドバイザー2人からアドバイスが得られる。
9月のテーマだったマラソンは、らくに走れるからだをつくろう!≠ェ目標。トライアスリートから効果的なウォーミングアップや正しいフォームが伝授されたほか、 挑戦中のモチベーション維持を目的とするメンタルコーチも行われた。
会員から応募を受け付けたチャレンジャーの選考基準は非公開だが、「多くの皆様に応募いただくことができた」(同社)という。
日々の取り組みの模様は、「ニュートリライト」の公式インスタやチャレンジャー自身のインスタ、キャンペーンの専用サイトで紹介。 チャレンジャーの応援や同じテーマに取り組みたいインスタユーザーから、同じテーマによる写真、動画の投稿を募っている。 投稿は、公式インスタをフォローの上、ハッシュタグ「#ニュートリチャレンジ」「#ニュートリライト」を付けて行う。
(続きは2021年10月21日号参照)
モデーアの「フォトコンテスト」
投稿数、初回購入・リピートで手応え投稿の半分は会員SNSを経由

写真の中から優秀作品を選ぶコンテストが、
計5回を開催する人気企画に
(写真は第5回分の投稿写真)
フォトコンテスト「SHARE THE MOMENT」は、ブランド認知向上や新客獲得、会員による声かけのきっかけ作りなどを目的として、 昨年11〜12月に1回目を実施した。その後も回を重ね、現在は5回目を開催中(9月10日〜10月末)。あなたの心と体の健康習慣≠テーマに投稿を募る。 過去のテーマはおうちでご飯∞大切な人と過ごすあなたの夏休み≠ネど。「企業理念や製品に通じ、一般的に投稿しやすい」(同社)ことを基準に決めている。
写真は、ハッシュタグ「#モデーアフォトコン第〇回(〇は開催中の回数)」を付けて、同社公式インスタグラムをフォローの上、投稿。 特設サイトでも受け付け、インスタでついたいいね$狽ニ同サイトでついたスマイル$狽ゥら、上位60人の入賞を決める。
入賞者には、同社の腸内環境サポート健康食品「アクシス」の詰め合わせや、復興支援カタログギフトをプレゼント。 ギフトは、コロナ禍の影響を受ける生産者の産品を集めたもので、「企業として復興を応援したい」(同社)として3回目の開催から取り入れた。
7〜8月に実施した4回目の投稿数は1728点。1回目の1103点から1.5倍に増えた。5〜7月の3回目は5513件と、飛び抜けた投稿数を記録。 同回のテーマだった大切にしたい自然風景≠ェ「多くの方の興味を集めた可能性がある」(同社)と分析する。企画趣旨やプレゼントの取得条件から、 投稿の多くは一般消費者か愛用会員によって行われている。
新客開拓も着実に進行。投稿者が同社製品の初回購入時に使える40%割引クーポンは、3回目の開催分で299件の利用があった。
アムウェイの「ニュートリチャレンジ」
4カ月連続企画、インスタで発信 チャレンジャーは会員、専門家が達成サポート

チャレンジャー≠ェ、食生活の改善などの
目標達成に挑む模様を「ニュートリライト」
公式インスタグラム(=写真)で紹介
キャンペーンは「NEW ME! #ニュートリチャレンジ」。月毎にテーマを設け、チャレンジャーには、対象月の間の目標達成を目指してもらう。 テーマは7月が食生活の改善、8月がヨガによるヘルシーボディ作り、9月がマラソン、10月がメンタルケア。 チャレンジャーは各テーマに精通するアドバイザー2人からアドバイスが得られる。
9月のテーマだったマラソンは、らくに走れるからだをつくろう!≠ェ目標。トライアスリートから効果的なウォーミングアップや正しいフォームが伝授されたほか、 挑戦中のモチベーション維持を目的とするメンタルコーチも行われた。
会員から応募を受け付けたチャレンジャーの選考基準は非公開だが、「多くの皆様に応募いただくことができた」(同社)という。
日々の取り組みの模様は、「ニュートリライト」の公式インスタやチャレンジャー自身のインスタ、キャンペーンの専用サイトで紹介。 チャレンジャーの応援や同じテーマに取り組みたいインスタユーザーから、同じテーマによる写真、動画の投稿を募っている。 投稿は、公式インスタをフォローの上、ハッシュタグ「#ニュートリチャレンジ」「#ニュートリライト」を付けて行う。
(続きは2021年10月21日号参照)