シャルレ 9月中間 MLM売上4%増の66億、黒字転換

衣料品1割減 化粧品二桁増 シャワーヘッドも寄与

 シャルレ(本社・神戸市須磨区、林勝哉社長)の9月中間期連結における下着等MLMの「レディースインナー等販売事業」は売上高 (一部ボーナス支払い費用等含まず)が前年同期比4.5%増の66億7600万円で増収、セグメント利益(営業利益)は4億円 (前年同期は7億6700万円の損失)となり黒字転換させた。コロナ禍の下、主力の衣料品が苦戦した一方で化粧品が伸長。 昨年にメーカーを子会社化したシャワーヘッドの特別販売も寄与した。
 シャワーヘッド事業を含む全体の業績は、売上高が79億6900万円、営業利益が11億5700万円、経常利益が11億6700万円、純利益が8億8600万円。 10月下旬に修正発表した通期予想は売上高156億円、経常利益14億2000万円、純利益10億円を見込む。
 「レディース―」の製品カテゴリー毎の売上は、衣料品が前年同期比9.9%減の42億4200万円、化粧品が同12.6%増の11億800万円、 健康食品が同2.8%減の4億7500万円、シャワーヘッド等のその他が同319.5%増の8億4900万円。
 衣料品のインナーは、新色2カラーを追加した「美意識ブラジャー」の販売が堅調に推移。数量限定で出した汗ジミ防止加工Tシャツも堅調だった。
 一方、数量限定の無縫製インナー・ショーツの新色、レースタイプの商品の販売は低調
(続きは2021年12月2日号参照)