キーパーソンに聞く コンフィアンス モビリア事業部 石田嘉治部長

24年3月期5.6%増会員が「フェア」活用
9月から40周年キャンペーン 大型イベントも


 化粧品を主力とするMLMを「モビリア事業部」で展開するコンフィアンス(本社・東京都新宿区、恩田恵次社長)の前期実績は5.6%増の成長となった。コロナ明けにともなう現場の活発化や、昨年に再開した「フェア」の活用が寄与したという。今期はMLM開始40周年のキャンペーンを予定。大型イベントや新製品の投入を計画する。「モビリア事業部」の石田嘉治部長に話を聞いた。
(インタビュー実施日は4月12日)


――24年3月期の実績を伺いたい。
 「前年対比で105.6%だった」
――成長を果たした要因は。
 「例えば、昨年3月、屋外のマスク着用は原則不要という方針を国が示した。コロナ禍で様々な制約を受けていた環境が変わり、会員の活動が活発になった」
――他の要因は。
 「リアルのタッチポイントを増やす目的で、昨年の10月より、『フェア』の実施を主要都市で再開した。会員が『フェア』を有効に活用してくれた」
――コロナ禍の間の実績は。
 「前年対比を維持し続けた。アクティブの会員数もほとんど変わらなかった。安心安全に使用できる価値を当社のブランドに見出していただいたことが大きいと思う。

(続きは2024年6月20日号参照)