ダイレクトセリング・「消セン回り」の現在 A フォーデイズ
会員数、前回訪問時の相談件数を加味
問題把握ならエリア毎にフォロー研修
ダイレクトセリング企業のコンプライアンス担当部門が消費生活センターを訪問して、自社に関わる苦情相談の有無等の状況を把握し、問題行為の早期排除・是正に活かすことを目的とした「消セン回り」。連載の2回目はフォーデイズ(本社・東京都中央区)の取り組みを紹介する。
「消セン回り」の担当部門は、法務・コンプライアンス部のコンプライアンス室。現在、3名が在籍しており、都道府県が運営する消センと、県庁所在地の市の消センを訪問している。法務・コンプライアンス部以外の部門の従業員が「消セン回り」に同行することはないという。
訪問先の判断は、当該消センの管轄内にある会員の人数や、前回訪問の際に把握した苦情相談の件数・内容を加味して行っているという。主要な消センは、年に1〜2回の頻度で定期的に訪問している。