介護美容セラピスト協会 認定者数が3千人突破

設立当初の目標を達成



▲メイクセラピーのようす


   ナリス化粧品が100%出資している日本介護美容セラピスト協会(所在地・大阪市福島区、酒井宗政代表理事)では、2014年4月の設立以降、ビューティタッチセラピーの手法を用いてマッサージングトリートメントやメイクなどの「肌に触れるケア」をとり入れることで高齢者の自立支援やQOL向上をサポートするセラピスト「ビューティタッチセラピスト」の養成と認定講座を開催してきた。2025年3月末でセラピストの認定数が3027人となり、設立当初からの目標であった3000人をクリアした。
 「ビューティタッチセラピー」は、ナリス化粧品が1990年代から研究を行ってきた身体の機能回復や人と関わることによる〝癒し〟の研究をベースに生まれた技法。フェイシャルトリートメントやハンドマッサージ、メーキャップ等によって、介護が必要な高齢者等の心身をケアする「心と体の美容療法」として定義されている。セラピーを施すことで、高齢者に笑顔や元気をもたらして自立支援をサポートするほか、要介護・要支援の高齢者だけではなく、介護予備軍の高齢者にも「アクティブシニア」としての生き方を提唱。

(続きは2025年5月8日号参照)