オッペン化粧品 ストーリー性でアピール

ミラクルコーチクリーム
学生コンペでデザイン開発



▲容器デザインをイメージしたドレスも展示した「ミラクルコーチクリーム」

▲学生対象のデザインコンペで誕生した容器は若い世代も親しみやすいフォルム
 オッペン化粧品のイベント「ローズウィーク」では、同社が販売するスキンケア&メークアップブランドも展示・紹介される。昨年に続いて、今年も保湿クリーム「オッペン エポック ミラクルコーチクリーム」を本社エントランスに展示、今回は同アイテムをイメージしたドレスが展示され、来場者の目を引いた。企画段階から製品化に至るまでストーリー性のある同アイテムは、特に若い世代からの共感を得やすい特徴をもつ。
 「ミラクルコーチクリーム」は、1963年に発売されたロングセラーのクリーム。機能性や使い心地で多くのファンを獲得したベストセラー商品。一時は廃盤の危機にあったが、紆余曲折を経て2022年2月、発売から58年目にリニューアルを果たした。
 製品特徴は、濃厚なテクスチャーと高い保湿力で、肌が不足しているうるおい成分を補給し、肌とクリームの隙間を埋めるオッペン独自の密着技術によって、うるおいを保護する。保湿成分を補給し、うるおいが保護されることで肌自身のうるおいキープ力を保持し、「うるおいのポジティブループ」を生み出すという。

(続きは2025年5月15日号参照)