海外MLM短信 米FTC

旧IML提訴、被害12百億ドル
提訴後、事業終了を会員に通知


 FX等で儲けるトレーニング等をMLMで勧誘し、参加者から1200億ドル以上をだまし取ったとして、米FTC(連邦取引員会)とネバダ州は5月1日、IMMasteryAcademy(以下IMMA社、アイエム・マスタリー・アカデミー)をネバダ州連邦裁判所に提訴した。事業の暫定的停止と恒久的停止、金銭的救済などを求めたもの。
 FTCは23年3月、FTC法のCID(民事調査請求)権に基づき資料提出などを要請。本格調査に着手していた。提訴後、IMMA社が社名変更した新会社≠ヘ事業の終了を会員へ通知した。
 被告は、法人がIMMA社と前身会社のInternationalMarketsLive(以下IML社、インターナショナル・マーケット・ライブ)を含む計4法人。IMMA社は昨年11月、IYOVIAに名称を変更していた。

(続きは2025年6月19日号参照)