ドクターセラム 予防医学学会で発表
主力商材「シルクフィブロイン」
メタボ対応など多機能性に注目

▲エビデンスに基づいて開発された
同学会は、生活習慣や環境などの疾病発症への影響の検証や、機能性食品、栄養補助食品、薬剤、機能水、鍼灸、漢方、運動、生活習慣、環境、温泉、リラクゼーション、ワクチンなどの疾病予防効果を科学的に追求し、国民の健康増進と疾病予防を図ることを目的とした組織。第22回学術総会では、「予防医学・医療の実践」と題し、さらなる予防医学の発展を社会にアピールするプログラムを企画している。
ドクターセラムが研究発表を行う「シルクフィブロイン」は、糖尿病・メタボリックシンドローム対応のロングセラーの健康素材。東京農業大学の長島孝行教授と共同開発した。元々はダイエットニーズに向けに訴求していたが、継続的な臨床試験によってさまざまな機能性が見出されたことから、「エビデンスに基づくサプリメント」として、メタボ対策、糖尿病対応の健康素材を求める層にもユーザーが拡大している。
原料となるシルクは、制菌性、抗アレルギー性、UVカット性能、形状変化、吸脂性、無味無臭といったさまざまな機能性が注目されてきた。シルクフィブロインは、シルク繊維からセリシンを除去して純粋なフィブロインタンパクのみを特殊製法によって抽出したもので、「消化しづらい一方で、脂を多孔質が吸着・排出する」という吸脂特性に着目し、当初はダイエット対応素材として認知されていた。エビデンスの取得にも注力しており、これまでの臨床試験によって、コレステロールや中性脂肪、血糖値、HbA1cなどの改善に有用であることが分かっている。
さらに、近年では糖尿病腎症における腎機能低下抑制作用があることも分かっている。