日本メナード化粧品 最高級スキンケアを刷新

「エンベリエ」シリーズ5品
霊芝成分を追加、機能性強化



▲容器デザインで「伝統と革新の融合」を表現した
 日本メナード化粧品(本社・名古屋市中区、野々川純一社長)は8月21日、最高級スキンケアシリーズ「エンベリエ」をリニューアル発売する。
 同シリーズは1986年に誕生したスキンケアライン。独自開発した「赤霊芝エキスSX」「黒霊芝エキスSX」に加え、新たに「亜臨界赤霊芝エキス」「亜臨界黒霊芝エキス」を配合し、機能性を強化した。長年にわたって研究を行っている霊芝の機能性をフィードバックし、エイジングケアにつなげる。ラインナップは、ウォッシング(130グラム・税込1万3200円)、リフレッシュマッサージ(160グラム・2万2000円)、リクイド(130ミリリットル・3万3000円)、エクストラクト(60ミリリットル・3万3000円)、ナイトクリーム(35グラム・3万8500円)の5品。
 霊芝は古くから生薬として用いられているが、色の異なる数種類の霊芝の中で「赤霊芝」が一般的に多く用いられている。同社では1980年代から赤霊芝に着目して機能性の研究を行ってきた。また、中国で漢方薬として用いられている「黒霊芝」にも着目し、これまでに、@加齢とともに肌の細胞に蓄積される老廃物の分解を促進する作用、A加齢による脳機能の低下を防ぐ作用、B悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の減少作用などを見出してきた。2015年には、霊芝に含まれる油性成分についてフォーカスし、「超臨界抽出法」を用いることで油性成分を高純度に抽出することに成功した。これを用いて肌に対する効果を研究した結果、細胞の中心機能であるタンパク質生成の基本プロセスに働きかけ、肌の老化を防ぐ効果を見出した。「赤霊芝エキスSX」「黒霊芝エキスSX」ともに、超臨界抽出法を用いて開発しており、霊芝のカサの部分のツヤを生み出す働きに着目し、肌を美しい状態に導く働きをもつという。

(続きは2025年8月21日号参照)