業界の慣習になった消費者センター訪問
紙の書面交付、会員からクレーム
ダイレクトセリング市場に精通する業界人に、現場の過去・現在・未来を語ってもらうシリーズ「Voice of Field」。前回に続いて、MLM業界歴30年のQ氏(匿名)の寄稿をお送りする。
その業務の一環として、会社の問題点を把握するため、全国の消費者センターを訪問し、現状の把握等を行いました。消費者センター訪問を本格的に展開したのは、当時、破竹の勢いで拡大していたA社が最初だったと思います。2000年頃の話です。
以降、各社が同じように訪問するようになりましたが、業界の一つの慣習となったことは良いことだと思います。
消費者センターの担当者とは、面談を重ねるごとに会社の現状を把握してもらえました。しかしながら担当者が変わると最初から説明することとなります(勿論資料的な引き継ぎはされていますが)。よって、消費者センターへは定期的に訪問して現状を説明しておりました。