ポーラ ブランド旗艦店をリニューアル
12月に新「ポーラ ギンザ」開設
グローバルフラッグシップ≠ニ位置付け

▲空間設計に建築家の妹島和世氏を起用した新「ポーラ ギンザ」
新しい「ポーラ ギンザ」では、「SENSE OF LOVE この世界を愛する力を」をコンセプトに、心と体の「潜在美意識」に着目したコンテンツを店内に用意した。全体の空間設計は建築家の妹島和世氏が行った。また、音楽家の渋谷慶一郎氏、照明家の豊久将三氏、嗅覚のアーティストである和泉侃氏を起用し、さまざまな感性を刺激して、コンセプトである「SENSE OF LOVE」を育むという。妹島氏は茨城県生まれの建築家で、現在、東京都庭園美術館館長を務める。主な受賞として、日本建築学会賞、ベネチアビエンナーレ国際建築展金獅子賞*、プリツカー賞、芸術文化勲章オフィシエ、芸術選奨文部科学大臣賞、村野藤吾賞、高松宮殿下記念世界文化賞、王立英国建築家協会2025ロイヤル・ゴールド・メダルなどがある。
店舗は地上1階・地下1階の構造で、1階では、「COSMETICS」と題し、不完全な対称性を持つ七角形の柱によって、「フローラの森」を表現。生命を育む空間で外と中をつなぐコンセプトをもつ。壁面からは柔らかな光が差し込み、変化を続ける心地よいサウンドによって一期一会のアートを提供。これにより、日常から離れてあらゆる感性を刺激し、自己との対話を促すという。