海外MLM短信 モデーア
親会社にチャプター7適用
6月申請、負債最大5億ドル
4月に事業停止した米モデーア(ユタ州)の親会社が、米連邦破産法第7章(通称チャプター7)の適用を申請していたことが分かった。第7章は日本の破産法に相当し、清算型の倒産処理となる。
親会社はメープル・マウンテン・グループ(米ユタ州)。6月2日、ネバダ州連邦地方裁判所に申請し、手続き開始の決定を受けたという。
事業終了と同時にレイオフされた従業員のうち2人が、WARN法(労働者調整・再訓練予告法)に反する不当解雇を理由に、未払い賃金等の支払いを求めるクラスアクション(集団代表訴訟)をユタ州連邦地方裁判所に提起。この訴訟において、原告側が8月に提出した資料で、申請していたことが明らかとなった。