トップインタビュー イオスコーポレーション 石川 雄志 代表 

「BC」設置、イオス会員移行時も可能に
美容面からもアプローチ、「非常に良い流れ」





▲産直品を販売する「あさいち」事業で「イオス米」の取り扱いを開始
 前号に続き、イオスコーポレーション(本社・東京都港区)の石川雄志代表に話を聞いた。(インタビュー実施日は8月25日)
 

登録翌日の受講も

 ――今期(=25年12月期)の政策について伺いたい。UC会員(ユーザークラブ会員、いわゆる愛用会員)からEOS会員(イオス会員、いわゆるビジネス会員)への移行は、ビジネススタートセミナーのオンライン受講で関係法令等を学んでもらい、テストに合格することを条件としてきた。4月のプランの一部改定で、会員が希望すれば、移行した後に受講できる制度を導入した。
 「移行した後に受講する人が出てきている。受講してテストに合格しないとボーナスを取得することはできない」
 ――2年前、UC会員として新規登録した上で、EOS会員に移行してもらう制度を始めた。移行手続きの完了に時間を要していたが、移行後の受講を可能とすることで、活動開始までの時間を短縮できるとしていた。
 「受講のタイミングが新規登録の1週間後といったケースがあった。今は登録の翌日に受講する人も出てきた。概要書面の内容、特商法、薬機法等をしっかり理解してもらう目的は変わらない」

既存制度、知られず

 ――4月の改定で、BC(ベースセンター)と呼ぶ追加ポジションを、EOS会員に移行する際にも設置できるようにした。
 「これまでは、累計で2人以上のEOS会員またはUC会員を直接紹介することと、(バイナリーツリーの)左右系列の累計BV(=ビジネスポイント)が左右とも24万BVを超えることを条件としてきた。したがって、EOS会員として一定の活動実績が求められてきた。
 ただ、この制度を使ってBCを置く人はほとんどいなかった。条件を満たしても、その時には登録から数カ月〜半年を経過している。制度自体が知られていなかった。それで移行時にもBCを置くことを可能にした」
 ――移行の際にBCを置くための条件は。
 「8000PV以上の商品購入と、BCの設置費用がポジション毎に必要となる(※1)」
 ――移行時にBCを置く会員の割合は。

(続きは2025年10月2日号参照)