ダスキン第1Qの訪販グループ

51%減益、新商品の原価一括計上で


 ダスキン(本社・大阪府吹田市、大久保裕行社長)の26年3月期第1四半期連結は、「訪販グループ」の売上高が前年同期比で3・3%増の276億8100万円、営業利益が51・7%減の8億200万円だった(売上および利益はセグメント間取引消去前)。
 家庭向け訪問販売を含む、ダストコントロール商品のレンタル・販売等のクリーンサービス事業が減収だった一方、掃除・家事代行等のケアサービス事業やその他事業は増収だった。
 減益は原価・経費の増加が響いた。2月発売の新商品「ケース付きモップクリーナー」で、フランチャイズ加盟店に初めて出荷する際に原価を一括計上し、その後、定期的にレンタル売上を計上する仕組みを採用。この原価を同期に先行計上したことが響いた。経費は、人件費や新商品訴求のための販促費が増加した。

(続きは2025年10月9日号参照)