ナチュラリープラス大会 オンラインで保険・自由診療を提供

ポイント付与も、システム使用料等から



▲田嶋隆志社長


▲稲葉秀二会長兼CEO


▲「NPオンラインクリニック」は、「CONPUS」のシェアリング機能で、会員以外にサービスの紹介が可能(写真は会場のパシフィコ横浜ノース)
 ナチュラリープラス(本社・東京都港区、田嶋隆志社長)は10月18日に開催した世界大会「FESTA2025」(会場=パシフィコ横浜ノース、参加者数=5487名)で、オンライン診療サービスの開始を明らかにした。保険診療と自由診療を受診可能で、システム使用料等からポイントを付与する。独自アプリのシェアリング機能を使って、知人等にサービスの利用を案内できる。

   サービスの名称は「NPオンラインクリニック」。同18日より提供を開始した。自宅等から医師の診察を受けることができる。「協力企業のもと、弊社独自に提供するサービス」(同社)としている。  サービスの公式LINEのアカウントを友達追加し、表示されるURLを介して、診察のメニューや予約時間を選択する。ZOOMを利用して医師の診察を受けた後、指定の場所に薬の配送を受けられる。
 システム使用料は初回が1000円、2回目以降が500円。薬の配送料は、保険診療の場合、処方の種類・日数で異なる。自由診療は全国一律546円(冷蔵配送は1100円)。調剤薬局で受け取ることも出来る(薬局の対応有無は要確認)。
 オンラインの診察料(受診料)は、保険診療の場合、一部の診療報酬点数が対面より低く設定されている場合がある一方、システム利用料や薬の配送料が加算されることから、「ケースによっては対面診療と大きな差はない」(同社)という。
 自由診療の場合、システム利用料はかからない。診療の費用や薬代などは、かかる病院によって異なる。受診できる主な自由診療はAGA、FAGA、メディカルダイエットなど。

(続きは2025年11月13日号参照)