薬機法で措置命令電位治療器販売に 大阪のインプレッション

2月に代表ら逮捕


 家庭用電位治療器の販売で、糖尿病が治るといった非認証の広告を行っていたとして、厚生労働省は11月7日、「インプレッション株式会社」(所在地・兵庫県尼崎市、小島雄一代表)に薬機法で措置命令を出した。違法広告の再発防止策などを求めたもの。
 同社をめぐっては、2月、大阪府内の製品体験会場で「糖尿病が治る」等のポスターを掲示したなどとして、大阪府警が薬機法違反(虚偽・誇大広告)の容疑で代表らを逮捕していた。
 厚労省によれば、全国各地の営業所に「イアス30000」と呼ぶ製品の体験会場を設置。来場した一般消費者に営業員が「糖尿病、高血圧等の疾病又は症状が緩和又は治癒するかのような広告」(発表より)を行っていたという。  

(続きは2025年12月4日号参照)