DS化粧品4社の直近業績 強まる高付加価値路線
ロイヤルユーザー育成がカギ 販売組織の高齢化、対策は

堅調なノエビア
二極化に対応
各社の売上高の推移をみてみると、この9月に本決算を迎えたノエビアノエビアホールディングスの2025年9月期は、連結ベース売上高が前年同期比1・4%増の647億2400万円、営業利益は同3.0%減。このうち、主力の化粧品事業は売上高が同1.5%増の505億2500万円、セグメント利益が同0.5%増の122億9200万円となり、総売上に占める割合は同0.1ポイント上昇の78.1%となった。ノエビアは、カウンセリング化粧品では、最高級ブランド「スペチアーレ」や、ロングセラーのエイジングケアブランド「505」など、高機能・高付加価値路線を以前から展開してきたが、昨今その動きが強まっている。前期は、美容液「シルキーリフト」や、「スペチアーレ×ニューロジック 薬用セラム」、「リポソーム ウルトラエース」などを投入し、この動きを強めた。
ニーズの二極化が進む化粧品分野では、コアユーザーの関心を集めやすい高価格帯と、コスパ重視の低価格帯の需要が高まっている一方、中価格帯の動きが鈍い。
