オッペン化粧品 超微細ミストの化粧水

NUMIST
ブランドのフック≠ニ位置付け



▲二層式の化粧水と超微細ミストを噴霧できる容器


▲チリのアタカマ砂漠に自生する花から活性成分を開発


▲「NUMIST」の超微細ミスト奄ニムラができやすい一般的なミスト
 オッペン化粧品(本社・大阪府吹田市、瀧川照章社長)が、12月1日にユニークなスキンケアアイテムを発売した。「NUMIST(ニューミスト)」(90ミリリットル・税込3300円)は、日中の乾燥や皮脂バランスの乱れをケアするミスト状化粧水。ミスト化粧水と呼ばれる化粧品は市場に多く流通しているが、オッペンでは差別化を図るために配合成分や容器、ミストの粒にこだわって開発した。名称は、@Neutral(中立的な)、ANatural(自然体)、BNew(新しい)――3つの意味を視覚と音でデザインした「NU」と、「Mist(霞・かすみ・もや)」を組み合わせた。メークの上からでも使用可能で、オンタイム・オフタイム問わず手軽に使える化粧水として開発した。
 特徴成分として、世界三大砂漠として知られるチリのアタカマ砂漠に自生する「シスタンセグランディフローラ」からインスピレーションを得た成分を配合。極度の乾燥と強烈な日差しといった過酷な環境で育つ植物は、3年〜7年に一度、10間ほど花畑があらわれるという。同社では、この植物の独自の水分保持メカニズムに着目し、ワイルドフラワー幹細胞エキスから抽出した活性成分を世界で初めて配合。乾燥しがちな環境でもしなやかにうるおう肌に導くという。また、プアール茶の茶樹から抽出した成分「プアール茶由来アゼライン酸(整肌・皮脂コントロール成分)」が、肌を引き締めてキメを整え、テカリを防ぐという。
 化粧水は、油層と水層に分かれた二層式で、使用前にシェイクして混ぜて使用する。これにより、高保湿とうるおい持続の機能性を確保し、肌表面に保護ベールを形成しながら、肌の内側にはうるおいを閉じ込めてしっとり感を長時間キープできるという。香りは、使いやすいフローラルの香り。

(続きは2025年12月18日号参照)