ドクターセラム 「シルクフィブロイン」など紹介

国際個別化医療学会で
長年の功績でアワード授与



▲「ISPMアワード」を授与される吉川育矢社長


▲主力商材の「シルクフィブロイン」


▲会場に設置された展示ブース
 サプリメントや化粧品等の製造・卸を手がけるドクターセラム(本社・東京都渋谷区、吉川育矢社長)は、12月7日に東京・神田のアーバンネット神田カンファレンスで開催された「第30回国際個別化医療学会学術集会」に出展し、主力商材「シルクフィブロイン」などを紹介した。また、長年にわたって学会を支援してきた企業を表彰する「ISPMアワード」の授与式では、吉川社長が表彰状を授与された。

 同学会は、バイオテクノロジーにもとづいた患者の個別診断と、治療に影響を及ぼす環境要因を考慮に入れた上で、多くの医療資源の中から個々人に最適な治療法を提供する「パーソナライズド・メディシン」の実現のために、研究・技術・実践の推進を目的としている。今回は、「次世代の予防医学―Thrive,not just survive」と題して、現地開催とWeb配信のハイブリッド形式で開催された。
 ドクターセラムは、学術集会において、主力商材の「シルクフィブロイン」などを紹介した。また、ISPMアワード」を授与された吉川社長は、授賞式において、「シルクフィブロイン」の開発話を披露し、同学会理事長で急逝した阿部博幸氏の協力があって発売に至ったと述べた。その上で、さまざまな機能性をもつ「シルクフィブロイン」について、機能性表示食品として展開していくことを視野に拡大していくと述べた。
 「セラムーシルクフィブロイン」は、糖尿病・メタボリックシンドローム対応のロングセラー健康素材。東京農業大学の長島孝行教授と共同開発した。継続的な臨床試験によってさまざまな機能性が見出され、「エビデンスにもとづくサプリメント」として、メタボ対策、糖尿病対応の健康素材を求める層をはじめ、さまざまなユーザーが愛用している。原料となるシルクは、制菌性、抗アレルギー性、UVカット性能、形状変化、吸脂性、無味無臭といったさまざまな機能性が注目されてきた。  

(続きは2025年12月25日号参照)