トップインタビュー ヤング・リビング・ジャパン・インク 中川 利光 支社長
「先生にならなくていい」現場の意識改革を推進

――前期(25年12月期)の業績を伺いたい。売上高は。
「昨対比で1.6%増。目標としていた3%増には届かなかったが、成長を果たすことができた」
――新規登録はどうだったか。
「昨対比で約10%増となった。こちらは目標をしっかり達成した。毎年、インセンティブトリップ企画を実施している1月〜5月は新規が伸びる。一方で、その後の6月〜8月は、どうしても苦戦しがちだった。
けれども昨年は、7月〜10月に実施したスクラッチカードキャンペーンが好評で、製品のシェアリングによる新規獲得が進んだ」
――新規の増加に比較すると、売上が伸び悩んだことになる。要因は。
「一つは、購入単価が想定より上がらなかったこと。昨対比で言うと若干のマイナスになった。昨年は、色々な新製品や日本の25周年を記念した製品を出した。
大きな関心を呼んで、実際に注文が入ったが、単価はプラスにならなかった。お客様の財布の紐は固くしまっている印象をもつ」
――購入の頻度は。
「売上の約7割は(定期購入サービスの)『YLお得便』が占める。残り3割がスポットオーダー。個数限定の新製品や25周年記念製品、プロモーションをかけた製品などが売れた」
――今期(26年12月期)の目標は。
「売上で3.5%増を目指している。達成すれば、23年度(23年12月期)くらいの数字に戻せる」
――前期に取り組んだ、現場活性化のための施策を伺いたい。
「エッセンシャルオイル(以下オイル)の体験イベント『YLフェスタ』を引き続き各地で開催した。開催頻度は月に2回〜3回。オイルを使った様々なDIYを楽しんでもらえる」
――どのようなDIYか。
「例えば、アロマキャンドル、アロマ石鹸、バスボム、香水など。それらを作れるブースを設け、DIYが得意な会員に協力してもらった。DIYの材料や道具は、すべて揃ったキットを会社の方で用意して、会場に送っている」
――参加費は。
「無料。事前の登録も要らない。一部のブースは材料費等でワンコイン(=500円)を頂戴している。DIYで作った石鹸などは持ち帰れる」
