ナリス化粧品 介護需要へのアプローチ

美容目線でサービス提供


▲地域密着型通所介護「ふれあ姫島」(大阪市西淀川区)


▲高齢者向けスキンケア「モモテ」シリーズ


 超高齢化社会の現在、介護需要への対応は社会的な課題となっている。ナリス化粧品では、2024年7月、化粧品業界で初めて機能訓練に加えて美容療法を受けられる地域密着型通所介護「ふれあ姫島」を大阪市西淀川区に開設。美容療法を受けられるデイサービス≠フ提供を開始した。同社は2014年に日本介護美容セラピスト協会を設立し、心と体の美容療法を創出。2014年6月からはビューティタッチセラピーの手法を用いてマッサージングトリートメントやメイクなどの「肌に触れるケア」をとり入れることで、主に高齢者の自立支援や生活の質の向上を目指し、全国でビューティタッチセラピストの養成と認定の講座を開催してきた。
 「ふれあ姫島」では、主にハンドセラピー・フェイシャルセラピー・フットケアセラピーを受けられるほか、メイクやネイル・アロマを楽しむことや、2024年3月から発売している高齢者用スキンケア「モモテ」など、同社化粧品を試してから購入することが可能で、買い物に行く機会や化粧品を試す機会が少なくなった高齢者に、美容を楽しめる時間を提供している。超高齢化社会の現代、高齢者向けのサービスの需要は増加しており、特に健康寿命を伸ばすためのサービスは人気があり、成長が期待される分野だ。同社の「ビューティタッチセラピー」は、これまでも複数の高齢者施設で実施されてきたほか、自然災害の被災地でも被災者ケアの一環として行われてきた実績をもつ。


 介護美容の取り組みは広がりを見せ、高齢者用スキンケア「モモテ」については、介護現場での導入がみられる。




(続きは2026年4月16日号参照)