トップインタビュー 日本シャクリー 杉 茂男 社長 

前期増収「目標値超え」、上昇基調へ
スポンサリング、四半期毎の施策奏功



 日本シャクリー(本社・東京都新宿区)の26年3月期売上は、アクティブ会員数の増加を背景に一ケタ台の増収を達成し、減収基調に底を打った。達成条件の一部にスポンサリング実績を含む各種インセンティブを実施。これが奏功したほか、若手リーダーの成功事例の共有が進んだ。代表取締役執行役員社長の杉茂男氏に話を聞いた。(インタビュー実施日は5月22日)

ガラディナー
参加数100人増


 ――26年3月期の売上を伺いたい。
 「増収となった」

 ――増収率は。
 「一ケタ台。目標値を1%強、上回った」

 ――どう評価しているか。
 「減収基調にあった売上を上向きに出来た意義は極めて大きく、増収幅はもっと大きくできるものと見ている。
 上昇基調に転じることを最優先に行ってきた様々な取り組みが、若干タイミングが遅れはしたが実を結び始めた」

 ――増収の主な要因は。
 「スポンサリングの施策が功を奏して、アクティブ会員を増やせたことが大きい。一年の中での狙ったタイミングで、新規登録のピークを作るための施策を打った。
 中身はそれほど目新しいストラクチャーではないので、社内のシステムや親会社との交渉の関係で、従来やりたいタイミングで行えなかった事を行えたからだとも言える」

 ――具体的な施策は。
 「例えば、『ガラディナー&ステイ』がある。毎年秋のカンファレンス(全国大会)の夜に開催している。招待条件を幾つか設けており、その一つにスポンサリング数がある。この条件を達成する会員が増えて、新規の増加につながった。
 昨年度(26年3月期)は11月、450人をホテルニューオータニに招待した。参加者数は一昨年度(25年3月期)より100人多かった。
 以前は、ベテランが既存グループでの売上ボリュームを満たし、招待を獲得するパターンが目立ったが、現在はスポンサリング数や新規の売上、ダウンの育成などの条件をクリアする若年層の会員が増えてきた」

20歳代の成功例
未経験者に拡大


 ――スポンサリングを促す他の施策は。

(続きは2026年7月2日号参照)