海外MLM短信 25年の韓国市場

総売上0.5%減の4兆5千億ウォン
10位中7社減、報酬取得者4%減



 韓国FTCが7月1日までにまとめた2025年の韓国の多段階販売(MLM、連鎖販売取引)市場は、総売上が前年比で0.5%減の4兆5140億9290万ウォン(付加価値税含む、約4750億円)となった。3年連続のマイナス成長。過去10年で最低だった。
 総売上は22年に過去最高の約5兆4166億ウォンに到達。その後、23年に8.4%減、24年に8.5%減と急速に縮小した。微減となった25年で前年並みを維持した形。
 調査対象企業数は今年4月時点で営業実態のあった112社で、社数は前年から7社増。過去10年は、18〜19年の130社をピークとして減少傾向が続いていた。
 売上上位20社(表参照)の総売上に占める構成比は87.6%で、前年を0.1ポイント上回った。20社の合計売上は0.4%減。
 登録販売員の総数は694万8801人で、1.1%増。増加は2年ぶり。過去10年の最多は18年(約903万人)で、これに対しては200万以上のマイナスとなった。なお、FTCは、複数の会社に重複登録するケースを踏まえ、実際の人数は総数より少ないとしている。
 ビジネス会員に相当する、25年中に1度でも後援手当(コミッション等)を受け取った販売員の数は110万3509人で、4.6%減。9年連続の減少となった。

(続きは2026年7月16日号参照)