デジタル取引・特商法等検討会 「書面電子化」見直し行わない方針
厳格要件「馬鹿げてる」「確信犯的に決めた」

承諾書面ない相談電話勧誘が大半
事務局は、見直しを行わない理由に、制度を利用するための要件によって、電子化に係る消費者トラブルの解決が図られていると説明。要件の一つである、電磁的交付を受けることの承諾書面(紙媒体)が発行されておらず、クーリング・オフにつながった事例を紹介した。
事務局がまとめた相談処理状況によれば、契約締結にあたって電子書面を交付しながら承諾書面が発行されていなかった相談は、PIO―NETベースで25年度に179件が寄せられ、この大半が電話勧誘販売だった。
24年の実態調査で、対面取引が主であることや「手続面の煩雑さ」(事務局資料より、画像参照)などを原因として、9割以上の事業者が制度を利用していなかったことも理由にあげた。
