トップインタビュー 日本トリム 田原 周夫 社長 

安定増のカートリッジ、高い交換率
整水器の新モデル、開発を継続



 前回(8月13日号3面)に続き、日本トリム(大阪市北区)の田原周夫社長に話を聞いた。(インタビュー実施日は6月24日)

催事、6億円台目標

 ――整水器直販の売上について伺いたい。店頭催事販売の「SS事業部」は、過去4期が5億円台前半で推移してきた。27年3月期は6億円台を目指している(※1)。
 「もうちょっと頑張る必要がある。催事の場所は量販店や百貨店、スポーツジムなど。来店するお客様に、社員と個人事業主の販売員が製品を提案している」

 ――販売員の増員は。
 「社員の人数を少し増やした。個人事業主は、昔から続けてきて、今も現役で頑張られている方が少なくない。世代交代の時期が近づいているように感じている」

 ――WEB直販は微増を計画している(※2)。
 「(25年3月期に)マーケティングの委託先を変えたり、試行錯誤を続けてきた。今は、比較的安定してきたと思う」

 ――昨年9月、WEB直販用の新モデルを発売した。売れ行きは。
 「まずまず。サイズの小型化や高いデザイン性の評判が良い」

前期の買替率アップ


 ――下取り・販売の「リプレイス部門」は二ケタ減を見込んでいる(※3)。
 「前期の『リプレイス部門』は約10%増。利用歴が15年以上の長期ユーザーを対象として、特別価格による下取りキャンペーンを行った。大変好評で、買い替え率が格段に上がった。その反動を想定している」

 ――15年とした理由は。
 「例えば、10年程度であれば、故障を起こすこともなく、満足して利用しているお客様が結構いらっしゃる。一方で、とても長い場合は、利用を止めたり、浄水カートリッジを交換していない方が増えてくる。そのあたりの頃合いを加減した」

 ――買い替えでよく購入された製品は。
 「(主力機種の)『Refine(リファイン)』。キャンペーン価格の下取りということで、ハイスペックモデルの『GRACE(グレイス)』を購入する方も多かった。『Refine』と比べて、より高濃度の電解水素水を生成できる」

アジア開拓に注力


 ――浄水カートリッジは毎期、増収を継続している(※4)。

(続きは2026年8月20日号参照)