海外MLM短信 25年の米国市場

1.4%減の342億ドル、過去10年で最低
販売員5年連続減、兼業型20万人減



 米DSA(ダイレクトセリング協会、ワシントンDC)がこのほどまとめた2025年(1月〜12月)の米国のダイレクトセリング市場規模は前年比で1.4%減の342億ドル(小売りベース、約5兆1153億円、グラフ参照)だった。4年連続の減少。16年以降の10年間で最低だった。なお、市場規模の円換算ベースの前年比も1.4%減。
 販売員の数は、報酬を得た「ダイレクト・セラー」(以下DS)が約520万人。前年比は3.7%減で、人数ベースは約20万人減。5年連続の減少。算出方法を見直した18年以降で最少となった。
 DSのうち、ビジネス活動に費やす時間が週30時間未満である兼業タイプのパートタイム≠フ人数は約480万人。前年より約20万人減らし、DS全体の減少要因となった。18年以降のピークは20年〜21年の各約680万人。DSに占める構成比は92.3%。
 週30時間以上の専業タイプのフルタイム≠ヘ約40万人で、前年と変わらず。18年以降のピークは18年の約100万人。
 愛用会員の数は、ビジネス活動の資格をもつが製品の購入・消費のみを行っている「ディスカウント・バイヤー」(以下DB)が約640万人。活動資格を持たない愛用会員として購入・消費する「プリファード・カスタマー」(以下PC、販売員の小売り活動を通じて製品を購入する未登録のユーザーを含まない)が約2750万人。
 前年比はDBが約40万人減、PCが約90万人増。
 DSとDBの合計の男女比は女性が73%を占めた。構成比は前年と変わらず。

(続きは2026年8月27日号参照)