ダイレクトセリング化粧品 イベントでも「付加価値の創出」
ブランド認知と導線確保
リアル体験ならでは¢i求

▲三基商事は有名菓子ブランドとのコラボレーションで「ミキプルーン」をアピール(写真は泉屋とのコラボレーション商品)

▲有料の体験型イベントで最高峰ブランド「B.A」を訴求(ポーラ)
有名菓子店と2年連続コラボ
「ミキプルーン エキストラクト」を主力アイテムに事業を展開する三基商事では、ここ数年、リアルイベントによるブランドの訴求を行っている。「ミキプルーン」と言えば、俳優の中井貴一さんや瀧本美織さんを起用したCMとともに、一般消費者にも認知度が高いアイテムだ。1972年の発売以来、50年以上の歴史をもつ「ミキプルーン エキストラクト」は、今も幅広い世代に愛用されている半面、代理店による直接販売を中心に展開していることから、「購入先が分からない」というケースも少なくない。「商品の認知度を実際の購入につなげるまでの導線の確保」は、同社のように歴史が長くブランドの知名度もある企業にとっては重要な課題。これに対する1つの取組みが「リアルイベントによる付加価値」の創出であり、9月3日〜9日の7日間、東京・渋谷の渋谷ヒカリエ内の「ShinQs by TOKYU DEPARTMENT STORE」とのコラボレーション企画を実施、「ミキプルーンフェア」としてアピールした。
多様化する体験型イベント
ダイレクトセリング化粧品最大手のポーラでは、今年8月に有料の体験型イベントを実施した。名称は「B.A The Black Festa」で、最高峰ブランド「B.A」の現行シリーズ(第7世代の発売1周年を記念したもの。8月28日〜29日の2日間、銀座の会員制ラウンジ「GINZA SAPPHIRE LOUNGE」で開催された。「夏の夜の祝祭」をモチーフとしたラウンジで、「B.A」の各アイテムを体験できる没入型のタッチアップ体験をはじめ、さまざまな展示でブランドをアピールしたほか、「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI」とのコラボとして、B.Aをイメージしたオリジナルスイーツ・フードを提供。また、参加特典として、「B.A」のローション、ミルク、10月1日発売の新アイテム「アイゾーンクリーム」のミニボトルサンプルをプレゼントするなど、参加者の満足度を高める工夫がなされた。イベントを有料化して参加者を限定することで、よりコアな付加価値を提供する狙いがあった。
