国センまとめ・25年度の「PIO―NET」苦情件数

訪 販… 点検商法は微増、屋根工事が大幅減
マルチ… 3%減で最少更新、20歳代は3割



 国民生活センターがこのほどまとめた「PIO―NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)」における2025年度の消費生活相談情報の集計データ(26年5月末までの入力分、苦情のみ、グラフ参照)によると、訪問販売とマルチ取引のいずれも件数を減らした。訪問販売は、レスキュー商法が前年度に続き最多となった一方、点検商法は微増、屋根工事は大幅減となった。マルチ取引は過去最少を更新した。
 販売購入形態別の件数は、訪問販売が前年度比で1.5%減の7万8392件。
 過去10年間は、22年度(7万53件)を除いて、7万数千件台中盤〜後半で推移。25年度も同様の傾向が続いた。
 なお、訪問販売に含まれるアポイントメントセールス、SF商法、キャッチセールスを除いた「家庭訪販」としての件数は5万2740件で、4.3%減だった。
 訪問販売の商品・役務の件数上位5品目は、�@修理サービスが8885件�A他の役務サービスが6024件�B電気設備が4143件�C新聞が3753件�D電気が3743件。�@〜�Dで訪販相談全体の34%を占めた。
 �@は前年度に続いて最多。トイレ修理や水漏れ・排管などの詰まり修理などのレスキュー商法に関わる苦情が多数を占めた。


(続きは2026年10月1日号参照)