トップインタビュー エヌ・ティー・エイチ 中川 綾子 副社長 ��
登録手続、紙を終了→オンライン集約
ビジネス会員移行、効率化で最短当日に
カラートリートメント商品「クイーンズ ヘナ」を主力とするエヌ・ティー・エイチ(本社・東京都中央区、上野淳子社長)の26年4月期は減収で、経常利益および純利益が増加した。同期に着手したビジネス会員移行制度、登録プロセスのオンライン化、割引適用条件の見直しなどが影響した。今期は、登録画面のUI改善の継続、移行制度の効率化などを通じて、前々期並み売上への回復を見込む。同社副社長の中川綾子氏に話を聞いた。(インタビュー実施日は8月19日)
今期の新規 1万見込む
――前期(=26年4月期)の実績を伺いたい。売上は。
「前年を下回る結果となった」
――要因は。
「昨年5月、コンプライアンス強化とオンライン移行を目的に制度改革を行った。業績に影響を及ぼす可能性は織り込んでおり、制度移行に伴う影響が出たものと考えている」
――利益は。
「営業利益は減少した。減収が響いた。経常利益と純利益は前年を上回った。経費削減やDX推進が効果をあげた」
――新規登録は。
「通期で7495人。前年対比は約29%の減少だった。一方で、新しい制度に慣れた人が増えて、徐々に回復している。
今期(=27年4月期)は5月〜7月の月平均が800人くらい。通期で1万人を見込めると思う」
――今期の売上見通しは。
「目標は35億円。前々期(=25年4月期)と同程度を目指している。現時点の売上は、目標に対して順調に推移している。下期にかけて色々なイベントを組んでおり、加速させることができると考えている」
UIの課題 改善を継続
――制度改革について。昨年5月、新規登録の形態を愛用会員に限定した。
「愛用会員として登録した後、ビジネスを行いたい人は、パートナー(=ビジネス会員)申請をしてもらうように変えた。所定のトレーニングと試験をeラーニングで修了すると、パートナーの資格を得られる。
目的は、コンプライアンスを強化して、より健全なビジネスを図ること。ただ、段階を踏んでもらう必要があるため、活動全体のボリュームが減り、新規に響いた部分はある」
――パートナーの人数は。
「約7000人。制度を変えた当時とほぼ変わらない。パートナーは1年間の更新制。申請する人がいれば、更新時に資格を落とす人もいる」
――登録の方法をオンラインに移行し、紙の書面による登録を終了した。
